2021年3月7日(日)、久しぶりにおしゃべりサロンを開催しました!
参加者は14人。先日実施した「袋井市子育て世代へアンケート」の結果をもとに、(1)袋井市の子育て環境、(2)放課後児童クラブ(学童保育)の2つについて話し合いました。今回は、おしゃべりサロンで挙がった主な意見をレポートします。
テーマ①:袋井市子育て世代アンケートから思うこと
「袋井市子育て世代アンケート」の結果を、参加者と一緒に見て意見交換をしました。
主な課題は大きく3つでした。
- 妊娠・子育て情報が、必要としている人に伝わっていない
- 不登校児、医療ケア児などへ、支援が行き届いていない
- みんぽけに求められている役割
主な意見(一部抜粋)
- 「学校に行けなくなった不登校の子供たち」や「なんとか学校には行けるけど教室にいけない保健室登校の子供たち」のための第二の教室や、保健室の先生のサポート体制を強化してあげてほしい。
- 医療的ケアを必要としている子が普通級に登校できるよう、支援体制を整えて欲しい。
- 妊娠や子育てに関する情報がきちんと伝わっていない。もっと早い段階で知っていたかったことや知っていれば困らなかったことがある。情報を一元化して、わかりやすくして欲しい。
ご意見を聞いて、みんぽけは行政や子育て団体と、今まで以上に連携し伝えていかなければと思いました!
テーマ②:袋井市の放課後児童クラブ(学童保育)
袋井市は、袋井南小学校、袋井北小学校、山名小学校の児童数が多く、放課後児童クラブの待機児童が多い実情があります。地区によって人口密度、児童数に偏りがあり、学校ごと、クラブごとに柔軟な対応が求められていると感じました。
主な意見(一部抜粋)
- 放課後デイは、少しづつ増えているのに、なぜ民間学童はないの?
- 市外のコミュニティーセンターは、気軽に子ども達が来て遊んでいます。なぜ袋井は厳しいの?
- 6年生まで学童保育は対応しているはずだが、4年生になったら待機児童になってしまい困っている。特に夏休みなどの長期休みが心配。
- 空いている施設を使って児童館、学童など子ども達の居場所があれば親も助かります。
- 常勤で働いている家庭が学童に落ちた場合、長期休みも自動で入れないのは困る。高学年になれば、一人でお留守番もできるだろうから平時はいいとしても、長期休暇は子供を一人にしておく時間が長すぎて心配。結局、離職するしかなくなる。
まとめ
ご参加いただいた14名の方、そして付き添いの子どもたち、本当にありがとうございました!
今回のレポートは、下のリンクよりダウンロードできます。
情報収集と働き方は、子育て世代にとって考えさせられるテーマですが、なかなか日常で話しづらいテーマです。居住地域や、子供の年齢、立場を超えた意見交換をすることで、子育ての課題を多面的に考えられる。そんな場を作り、情報発信を続けていこうと思います。
次回のおしゃべりサロンは5月に開催します!
子育てをしながら思うこと、お話してみませんか?
第15回 気軽に子育て・おしゃべりサロン
感染防止に努めながらの開催となります。参加ご希望の方は、ご協力よろしくお願いいたします。
日時
2021年5月23日(日)13:30-15:00
会場
豊沢ふれあい会館
定員
15名
予約申込は必要ありません。当日、直接会場まで起こしください。
イベント詳細
気軽に子育て・おしゃべりサロンについて