子育てと政治 ー袋井市選挙2021ー

子育てと市政は、関わりの深いテーマ

「女性が社会進出する時代、学童に入れないと仕事をかえなきゃいけないとか、時代遅れだと思う」

「制度がわかりにくい」

「支援がほしいけれど、どこが窓口かわからない」

「保育園に入れない!学童に受け入れてもらえず待機児童になった!どうしたらいいの?」

これらは、みんなのぽっけに寄せられた、子育て世代の声です。

子どもができると、妊娠ー出産までの各種助成金、育児手当、子供の定期検診、医療費助成、子育て支援センターなど、行政サービスと深く接する機会が増えます。


さまざまな声に応えるのは行政であり、その行政を束ね、方針を決定するのは市長と市議会です。

 

私たち市民が声を上げなければ、市民がどのようなことに苦しみ、改善を求めているのか気づいてもらえません。政治が市民の実態にそぐわない形になってしまうのは、市政に携わる人に声が届いていないからです。

2021/2/17/ - 2021/3/4集計 みんなのぽっけ 袋井市子育て世代へのアンケート結果より n=113


たった一人の行動で、政治は変わる?

「どうせ、私が一票を入れたところで変わらない」

「少子高齢化で、高齢者の票数に負けてしまう」

 

そう思う方は、多いかもしれません。実際に数字を見てみましょう。

  

袋井市の人口のうち、18才以上の数は72,774人。そのうち、投票権を持つ18才から59才の人口は45,982
ざっくりとした見方ではありますが、

63パーセントの人は、高齢者ではなく現役世代です。

※袋井市HP 最新の人口 年齢別人口より算出

 

しかし、平成25年の袋井市長・市議会議員選挙の、年齢別投票率(市内で標準的な投票率を示す投票所における数値)を見ると、
60代以上の投票率が8割~9割近くに対し、
50代以下の投票率は3割~7割程度と開きがあります。

※平成25年 市長・市議会議員選挙結果 P6 年齢別階層別投票率より

 

投票率が増えれば、変わりそうな気がしてきませんか?

 


どうやって選べばいい?

では、どうやって自分の考えに近い候補者を判断すればよいでしょうか?

情報収集のコツをまとめてみました。

■候補者のホームページ、SNSをみてみる

候補者の過去の活動や、発言を調べてみましょう。
選挙を後押しするまとめサイトもあります。

袋井市長選挙 - 2021年04月18日投票 | 静岡県袋井市 | 選挙ドットコム 

袋井市議会議員選挙 - 2021年04月18日投票 | 静岡県袋井市 | 選挙ドットコム 

 

 *残念ながら、袋井市議会議員でHP等をもって情報発信している議員はごくわずかです。

■選挙公報・チラシをもらう

選挙公報は、候補者の氏名・所属政党・政見・経歴を掲載した紙面です。

前回(平成29年)は、このような形で配布されていたようです。

https://seijiyama.jp/pdf/koho/20170416_222160_2.pdf

※リンク先は、2017年の選挙広報です。

 

市役所・支所、市内各コミュニティセンター、袋井・浅羽図書館、メロープラザ、月見の里学遊館でも配布されます。

 

候補者が配布するパンフレットにも、主な政策が記載されています。
比較してみましょう

■検索エンジン(Google・Yahoo!)のニュース検索機能で、過去のニュースを検索する

以下のようなキーワードで、Yahoo!Google等の検索エンジンで調べてみると、さまざまな情報を得ることができます。

 

 「(候補者の名前)」

 「袋井市 市長選挙 2021」

 「袋井市 市議会議員選挙 2021」

■支持政党の公約を比較する

候補者には、その候補者を後援する政党があることが多いです(無所属の場合もあります)
その党が推進している考え方が、自分と同じか調べてみることも重要です。

 

主な会派のホームページ

自民党公明党日本共産党・緑風会

支持政党の公約を比較し、自分の意見と近い政党を調べるサイトも、参考にしてみてください。
※2019年参議院選挙時の情報のため、参考までにしましょう。

毎日新聞ボートマッチ えらぼーと 2019参院選 

 


みんなのぽっけの願い

みんなのぽっけ、投票率向上を考える委員会は、子育て世代にもっと、政治を自分事として考えてほしいと願っています。

 

子育てで悩んだこと、困ったことをそのままにせず、少しでも解決して次の世代へバトンタッチする社会。

 

「昔は大変だったのよ」という言葉は、私たちの親世代が壁に立ち向かい、声をあげたから聞ける言葉です。
今、少しずつでも声を届ければ、私たちがおじいちゃん、おばあちゃんになったとき、「昔は大変だったのよ」と懐かしむ、そんな町になるはずです。

 

原田市長が引退し、新たな市長が選ばれる今回の選挙。市政について、考え行動するきっかけにしてみませんか?


袋井市子育て世代アンケートの結果はこちら

※みんなのぽっけは、選挙への関心を中立的に高める活動をしています。
※みんなのぽっけが、特定の候補者、党派を推薦することはありません。