親子のふれあいを大切にする親子サークル
就園前の子どもたちとその親同士が、親子で活動・交流しあうサークルです。浅羽以外に、浜松、磐田に同サークルが点在し、それぞれの拠点を中心に活動しています。保育資格を持った先生のサポートがあり、子育ての相談がしやすいことも特徴のひとつ。発足から30年、親子の自発的な活動を促し、地域のつながりを育み続けています。
※2022年度より、「浅羽チューリップぐみ」から「袋井チューリップぐみ」へ団体名が変わりました。
毎週水曜日 月3~4回
(8月はお休み。年間33日)
10:00~11:30
(4月のみ9:30~10:30)
1歳頃(歩けるくらい)~未就園児
2000円/3回
保険料:年間1320円(親子2人分)
※見学体験できます。
通常:200円/1回
クリスマス会等のイベント時:約500円
(総合ホームページ)
https://tulipgumi.jimdofree.com/
(袋井チューリップぐみ facebook)
https://www.facebook.com/asaba.tulip/
袋井市内のコミュニティセンター
※活動内容により、近隣市町の公園や施設で開催することがあります。
浅羽チューリップぐみは、集団生活を学ぶ幼稚園、保育園が始まる前に、親子のふれあいと地域のつながりを育む目的で30年前に発足されました。
チューリップぐみの活動は、参加会員の希望で決まります。先生は活動の希望を叶えるためのアイデア出しやフォローを行っており、親の自主性を尊重して活動しています。先生が前に立って教えるのではなく、自然の中で体を動かしたり体験をする活動が多いです。
チューリップぐみでは、自然の中での活動を大切にしています。取材班が伺った日は、磐田市のカブト塚公園へどんぐり拾いへ行きました。
子どもたちがバケツを手に、公園内の落ち葉、木の実、枝などを拾います。
「あれはいちょうの木。実が落ちて腐ったあとに取れる種が銀杏だよ」
「これは椎の実。どんぐりみたいだね」
先生が丁寧に解説してくださるので、子どもも大人も楽しめます。
子どもたちは熱心に木の実や葉っぱを拾い集め、バケツいっぱいにしていました。
最後は樹の下でおにぎりを食べました。
食事の前に、手洗いと除菌スプレーで感染対策をしていました。
みんなで一緒に、いただきます。
お日さまが気持ち良く、子どもたちものびのびと過ごせた様子でした。
チューリップぐみの先生になるには、厳しい条件があります。
・幼稚園教諭、保育士としての実務経験がある
・乳幼児期の子育て経験がある
・チューリップぐみの理念に共感し、チューリップぐみが好き。
子育ての大変さと、喜びを身をもって経験し、専門知識を持ち合わせている方が条件になります。
ほとんどの先生が、子育て中にチューリップぐみへ参加された先輩ママで、地域のこともよくご存知の方々です。子育ての相談にも、気さくに応えていただけます。
チューリップぐみを発足した安藤きよみ先生は、自身の子育てで「幼稚園入園前に、親同士、子供同士がお互いを理解し合えたら、入園後の生活がより楽しく充実したものになるのに……」と考え、活動をスタートされました。3歳までの子どもたちに必要なことは、お母さんと遊びながらいろいろな体験を積むことです。その経験は、子ども同士の関係づくりの基礎になります。親とのふれあいを第一に、少しずつ周りに興味をもち、一歩外へ踏み出しては親の元へ戻りを繰り返します。
チューリップぐみの活動に共感したお母さんたちが、「自分が住む地域でもチューリップぐみを作りたい」と活動の輪を広げ、浜松、磐田、袋井に8つのグループが活動しています。
年度途中の参加OK。チューリップぐみの活動を見てみませんか?
1サークルにつき定員30人ですが、他地区のサークルへ参加することも可能です。
見学体験は1回200円でできます。
また、「自分が住む地域にも、チューリップぐみが欲しい」という相談にものっていただけるそうです。
詳細はメールにてお問い合わせください。