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市政と子育て、そのお金は何に使われている?_第11回おしゃべりサロンレポート-その2

おしゃべりサロン、2つ目のテーマは「市政について考える」。

子育てが始まると、市役所や保健センター等に行く機会が増え、子育てに感じる不満から、政治に興味を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

市民税や復興支援税など、私達の給料や活動から自動的に差し引かれる事が多い税金。どうしたら住みよい環境づくりができるのか、自ら考え、行動する人が増えるほど、市政は大きく動きます。子育て、地域づくりにおいて、それぞれの立場から意見交換ができました。


※テーマごとに記事を分けています。

その1「Withコロナで感じた家族コミュニケーションの課題」はこちら

市のお金は何に使われているんだろう?

「みなさんは、生きているだけでどれくらい市にお金を払っていると思いますか?」

みんぽけ代表、永島さんからの質問に、うーむと首をかしげるみんぽけスタッフと参加者の方々。

※ちなみに、袋井市の予算についてはこちら

広報ふくろいに、市の財政報告が掲載されているのを見かけたことはあるけれど、金額が大きすぎて、イメージが湧きません。


簡単に言うと、会社と会計報告と一緒です。収入が、企業や市民から集めた税金になります。それをもとに、道を整備したり、コミュニティセンター等の施設を作ってサービスしたり…。

 

身近な子育て分野にフォーカスしてみたら、以前よりも市政が身近に感じられるかも?


新型コロナにより、一時的な補助金が出たとしても、それは巡り巡って自分たちの負担、税金の支払いにつながるといった、人によって認識に差がある話題でした。

保育料の無償化が決まったけれど、近い将来、何らかの形で私達や未来の子どもたちが負担するんだと思う。
家計と同じで、必要なところにお金を使う質素倹約が大切だなと感じました。


少子高齢化が進み、今の子供たちに負担が巡ることは確実視されています。私たちが今、政治について考え行動することは、子供たちがもっと住みやすい社会に生きられるようバトンを渡すことになると再認識できました。

袋井市の子育て支援いろいろ

袋井市の子育てについてみてみましょう。袋井市議会の方から、袋井市の取り組みをお伺いできたので、おしゃべりサロンで挙がったお話から、市のホームページより事業について調べてみました。

令和2年度の袋井市予算概要・主要事業説明はこちら

保育園に入れなかったり、幼稚園の預かり保育の制約が多くて保育園ほど頼れなかったり……。まだまだ、子育てと仕事の両立は難しく感じます。


保育園を増やす方針から、「小規模多機能型」の保育所を増やす方針に転換しつつあるみたいです。大勢の子供を大きな施設に集めるのではなく、小回りが効く小規模な保育所を少人数で運営し、臨機応変にお子さんを預かれる体制が作れると考えられています。


袋井市の令和2年度、主要事業説明資料をみると、小規模保育施設の新設支援4園と記載がありました。他にも、袋井南幼稚園のこども園化、認可保育園の新設、放課後児童クラブの増設などに予算が計上されているようです。

子どもを遊ばせる場所が少ないと感じています。

幼稚園に入園すると、子育て支援センターが利用できないため、小学校入学までの間、屋内で遊べる場所や、少し子どもから目を離しても安心できるコミュニティスペースがあると嬉しいのですが……。


総合センターを教育会館にする話が出ています。基本的には教育に関する窓口が配備されますが、子育てに関する課も配備される予定です。

 

他にも、浅羽にある旧庁舎を文化会館にする計画があります。まだ計画中ですが、住民の方が立ち寄りやすいコミュニティスペースになる予定です。


正直、知りませんでした……。もっと市政に興味を持たなければいけないなと痛感しました。

市政に感じている不満や、アイデアは、どこへ伝えれば良いのでしょうか?


昔は自治会で話をまとめて市・町に届く仕組みがありましたが、自治体と縁が薄い、若い世代の声を聞きたいと市側も考えています。

 

まだ具体的な方法がみつかっていません。ぜひ一緒に考えていただきたいです。

 

例えば、LINE@の袋井市アカウントを作ったり、市内の不具合をスマホで撮影して送信できるフッピーVoice(フッピーボイス)を活用して、意見を投稿するとか。

 

アナログな方法なら、市政に関する座談会やイベントに参加するなど考えられます。


他にも様々な意見交換がありましたが、「普段、ママ友と愚痴で終わってしまっていたことを、市政に関わる方と話せてよかった」と、参加者の方からコメントいただけました!

 

こういった機会、これからも大切にしたいと、みんぽけスタッフも感じました。

まとめ:市政に興味を持ち、アイデアをもっと共有しよう。そして選挙に行こう!

市政に携わる方とお話できて、袋井市の取り組みを身近に感じたとても良い機会でした!おしゃべりサロンをはじめ、こういった意見交換の機会がもっと増えたら良いなと感じました。

 

同時に、もっと自ら動くことも、子供の未来のためにも大事だなと思いました。


次回の気軽に子育て・おしゃべりサロンは、

8月に「オンライン・気軽に子育て・おしゃべりサロン」

9月15日に豊沢ふれあい会館にて、「気軽に子育て・おしゃべりサロンを予定しています。

 

 詳細が決まり次第、みんぽけ最新ブログや、各種SNSで告知します。

ぜひふるってご参加ください!