障がいがある人もない人も、共に生きる袋井市へ

NPO法人 ママもっと笑って

活動概要

ママもっと笑っては、障がいがある子どもと、その家族のサポート、障がいに関する情報発信、啓発活動を行っています。


私たちの願い

『障がいがある人もない人も共に生きる袋井市へ』

それは、障がいがあることが地域で生きることへの障壁にならないこと。生まれた地域で、育ち、学び、働き、暮らし、年老いていけること。その歩みのために、私たちができることを精一杯やっていきたいと思っています。

『ママもっと笑って』に込めた思い

我が子の障がいを知ったとき、泣いてばかりいた私たちに、子どもたちはきっと『ママもっと笑って』って言っていたに違いない。これからの人生を子どもたちといっぱい笑って生きていこう。そんな願いを込めて、ママもっと笑ってと名前をつけました。

この子たちの生きる姿を知ってほしい

障がい児の母親サークルから有志が集い、平成14年『ママもっと笑って』が法人格を取得しました。当時機運が高まりつつあった、障がい児の学童保育を袋井市から受託することを目的としていました。現在では、障がい啓発活動を中心に、障がいに関する映画上映会や、保護者学習会、親睦会、余暇支援活動などを開催しています。

※コロナ禍の影響により、令和2年度は『障がい者アート及び障がい啓発展示会』を開催します。
11月30日(月)〜12月11日(金) 袋井市役所市民ホールにて
障がい者アートカレンダーの無償配布も行います。ぜひ遊びにいらしてくださいね。


これまでの主な活動

袋井市委託事業 知的障害啓発事業 映画上映会

道草』「海洋天堂」「普通に生きる」「明日、天気になる?」など、障がいと社会に関する映画を無料で上映し、たくさんの方が訪れてくださいました。来場いただいた方には、子どもたちが作ったお土産をプレゼントしています。

障がい児余暇支援事業  夏のお楽しみ会

絵の具を使って、色鮮やかな虫たちの絵を作りました。

↑作品は、袋井市役所市民ギャラリーに展示しました🤗

障がい児余暇支援事業  クリスマス会

サンタとトナカイがプレゼントを配ったり、ケーキをデコレーションしたり、素敵な時間を過ごしました。


障がいへの理解を広め 共に生きる地域へ

障がいがある子どもは、ある割合で生まれてきます。言い換えれば、『生まれてこなければならない』ということです。それは自分だったかもしれない。自分の代わりに『障がいをもって生きる』という役割を引き受けた人たちを、社会全体で支えていく、という考え方を伝えていきたいと思っています。

ある本で見つけた言葉です。

You can’t disappoint me. (あなたは、私を失望させることはできない)

あなたが成功しようが、失敗しようが関係ない。ただ、あなたのことが好き。

自分の存在そのものを、愛し認めてくれる人がいることを、子ども自身が感じて育つことで、子どもは自己肯定感を持って生きることができるのだと思います。

『私の存在を、私が生きていることを、喜んでくれる人がいる。』と確信できることは、生きるうえで限りない力となることでしょう。

障がい児(者)と、その家族を支えたい

ママもっと笑ってのメンバーは、障がいがある子どもの母親たちです。

サークル時代は、泣きながら近況報告をしたときもありました。

今、子どもたちも、私たちも、毎日を明るく楽しく精一杯過ごしています。

大変なことは、もちろんたくさんあるけれど、将来への不安は、とてつもなく大きいけれど、そんな気持ちを仲間たちと共有し、支え合いながら生きています。

 

我が子の障がいを受容するまでの道のりに、長い時間がかかる方もいるでしょう。人それぞれに持っている時計が違います。私など、6年もの時間が必要でした。でも、苦しかった時間は決して無駄ではありません。今持っているたくさんの幸せに気づくことができました。

 

私たちの経験が、ほんの少しでもどなたかのお役に立てたら幸せです。


お問い合わせ

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◆電話:090-5609-2502(代表:早川まで)