久しぶりの「気軽に子育て・おしゃべりサロン」は、大人21名+子ども10名のにぎやかな回になりました🐨
関心の高いテーマだったこともあり、3ヶ月のお子さんを育てるママからおばあちゃんまで幅広い方から意見をいただくことができました。
【テーマ1】アフターコロナ、どう思う?
前半のテーマは「アフターコロナ」
世代間、地域、職業によって考え方が違うテーマで、「なるほどそういう考え方もあるんだ!」と発見の多い場になりました。
印象的だった発言(抜粋)
- 子どもも大人も、マスクを外すことに抵抗がある
- マスクが当たり前になり、顔を晒したくない気持ちが強い
- これからの季節、熱中症が心配
- 5類になって病院受診に抵抗がなくなった。
- ワクチンを打つべきか迷う(若い世代は副作用の負担と効果に疑問 / 高齢世代は打たないことによる感染リスクを懸念)
- 病院、公共機関、銀行など、幅広い世代が訪れる職場はマスクを外しづらい
【テーマ2】幼稚園・保育園・こども園のこれから
話し合いの前に、みんぽけスタッフの篠田から袋井市の保育園、幼稚園、子ども園の現状をお伝えしました。
袋井市の出生数は直近のデータで674人/年
(2年前と比較すると100人近くマイナス)
袋井市は公立幼稚園が多く残る、県内でも珍しい市です。しかし、保育料の無償化になったことで、保育園と幼稚園の保育料に差がなくなり、働く母親が増えました。結果、幼稚園入園者が減っていると考えられます。
数年前、待機児童のある市として話題になった頃と比べると保育園、こども園が増えており、2022年の時点で袋井市の待機児童は0です。
これを踏まえて、幼稚園、保育園、こども園について話し合ってみました。
印象的な発言(抜粋)
- 袋井市は祖父母が協力している家がある。敷地内同居の方が多い。
- 家庭の事情で育休延長のつもりでいたが、保育園が内定した。「内定=職場復帰が必須」というイメージでいる母親が多くいると思う。
- 小規模保育園に入園。人数が少なくアットホームな園で子どもは安心して通えていた。ただ、3歳になり6年制の保育園へ入園したところ、環境の変化に子どもがストレスを抱えてしまった。
- 人口が減っている地域で、幼稚園は入園者が減り、こども園もない。地域差に対し対策をしてほしい。
- こども園が増えていることは、お母さんたちにとって良いことのように思える。ただ、先生の配置基準や非正規職員と正規職員の数、先生の給与など、問題は複雑に絡んでいると思う。園によって保育方針が違うので、母親同士の情報交換は大事。
- お母さん同士の情報交換は、ここ数年で非常に難しくなっている。職場・園・家の往復で、他の親の接する時間は無い。
- 保育園の電子申請システムが使いづらい。
- 行政のアップデート情報が受け取りづらい。
会のあと、市議会議員の方、市の職員の方、子育て中の方ともう一歩進んで話す方がみられ、小さな一歩から変化が生まれることを願ってやみません。
待っているだけでは変わらないと、スタッフの私自身も感じるところです。
子育て、仕事……。いろいろな事情があって、忙しい毎日に追われる日々ですが、2ヶ月に1回、3時間を共有してみませんか?
次回の日程が決まり次第、ホームページとSNSで発信します。
それではまた!