· 

【レポート】第3回市議会議員さんと語ろうを開催しました!

2022年10月15日(日)。第3回袋井市議会議員さんと語ろう!を開催しました。今年は豊沢ふれあい会館で1年ぶりのリアル開催。子供同伴で参加してくださった方も多く、とても賑やかな会になりました。


親、祖父母、それぞれの立場で

今回は一般参加17名、市議会議員12名、スタッフ10名の39名が集まりました。
袋井市のほか、森町など地域を越えて参加いただいた方もおり、いろいろな立場の意見を聞くことができました。


田辺エミさんによるグラフィックレコーディング

今年も、田辺エミさんにグラフィックレコーディングをお願いしました!
イラストと文章で、一目にわかりやすくまとめていただいています。

期間限定で、袋井市役所のロビーに掲載中です。ぜひ見てみてくださいね♪


キッズコーナーで遊ぶ子どもたち

今年は「あそびば もこ・あ・もこ」さん協力のもとキッズコーナーを設けました。小さな子はおもちゃを手に行ったり来たり。ベビーカーで眠る子どもも。

 

赤ちゃんから祖父母まで語り合う、家族よりも大きくて、街や自治会よりも小さな集まり。ちょっと懐かしく温かい雰囲気でした。

 


今よりもちょっと子育てがラクになるには?

6グループに分かれて話し合ったなかで、印象的だった意見はこちらです。

  • 妊娠期(特に第一子)には、何が問題なのかわからず、大切な情報が何かがわからない。母子手帳をもらった時点の資料は膨大で自分が必要な情報を選ぶのは難しい。もっと情報をわかりやすく手に入れたい。
  • 父親への相談事業が全くない。父親もうつになることはあるので支援の手が欲しい。育児参観会や、父親講座を開いてほしい。
  • 居場所がほしい。産前産後に気軽に相談できる場所がないなど。
  • 親が歯医者へ行くにも子ども同伴OKな施設は少ない。パティオに子供が遊べる施設や託児施設があることで、ハローワーク、歯医者、買い物がしやすくなるのでは?

10年、20年後の袋井市の子育て

  • 外国人の方が増えており、住みやすく働きやすい環境を整える必要がある。
  • 妊娠・出産・育児に大変なイメージをもつ情報があふれている。急場しのぎの政策ではなく、10年、20年後を見据えた少子化対策、子育て政策をお願いしたい。
  • みんなが意欲をもって、興味をもって学べる世の中になってほしい。
  • リスクを考えると出会いはハードルが高く、少子化問題は全世界で課題になっている。結婚したくても収入が安定しないと求めることができない。
  • 都会的にならった利便性だけではなく、田舎ならではの良さを活かす視点も大切だと思う。
  • 子育てを手伝ってくれる祖父母が仕事をしている場合が多く、10年後は孫の子育てを手伝ってくれるのが可能なのかわからないと感じる。
  • 親も子も、楽しく過ごせる環境づくりが必要だと思う。

ご参加いただいた方、貴重な時間を共有いただきありがとうございました。
街づくりはなんだか壮大なことのように思えますが、一人ひとり身近に感じていることを共有し、やってみることから変化は始まります。この会をきっかけに、子育てしやすく住みやすい街への変化が生まれますように。